買い物の帰り道
孫市「トラックが通った後にどうして風を感じるの?」
ママ「そんなのわかんない! おじいちゃんに聞いて」
久しぶりに家族が勢ぞろい ディナーを囲んでこの会話が話題となりました。
教授(おじいちゃん)登場。
教授「それは流体力学だな?」
孫市・ママ「?」
おばあちゃん「いきなりそこか?」
ダディー「……」
教授「まず、空気の重さから行こう。空気1m×1m×1mの重さは?」
孫市「1000g!」
ママ「100000g!」
ダディー「10000g!」
おばあちゃん「1000000g!」
教授「孫市。だいたい当たりね。じゃあ、水1m×1m×1mの重さは?」
孫市「100㎏!」
ママ「1000㎏!」
(『重さ』にコミットしてしまったおばあちゃんは、「これはどのくらいの重さ?」とサラダボールを持ち上げました。)
それぞれ持って予想。 孫一が秤を持ち出しました。
当たり、ママ! ダディーが当たりだよ!
それをきっかけに孫市が乗り出し、重さの当てっこが始まりました。
めずらしく教授も大ノリで参加。サラダボールに始まり、皿・コップ・ワインボトル……手あたり次第取り上げては、オークションさながらに重さの当てっこがはじまりました。
理科の先生気分を味わった孫市は、気分よくお開きになりました。
……が、せっかくの研究疑問も吹っ飛んでしまいました。
「孫市の最初の疑問の答えはなんだっけ?」と思い出したおばあちゃんは、翌日、教授にインタビュー。教授はその続きを孫市に話してくれるきっかけをとらえてくれるでしょう。
ちなみに教授の説明によると……。
トラック通過後、空気の重さをもつ渦が遅れて体に当たり、揺れるのだということでした。
教授は、この「空気の重さ」のイメージ作りをしようとしたんですね。空気の重さに孫市がたどり着くかは、わかりませんが、モノの重さを知る面白さを孫市は改めて知ったのではないかと思います。
おばあちゃん的には、それでいい。
孫市は、「予想して、測って、確かめる」という実験のいちばん大事な入口に立ちました。
――実験の、いろはの“い”。次は“風の重さ”を測りたくなるかもしれませんね。


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